「先生やからできるんやろ?」
生徒から、そんなことを言われることがあります。
でも、私はいつもこう答えます。
「いやいや、先生やからできるんじゃないねん(笑)」
学校の先生も塾の先生も、毎年同じ内容を教えています。
1クラスだけじゃありません。
何クラスにも、何年にもわたって、同じところを何回も何回も説明しています。
10年も先生をしていたら、同じ単元を50回どころか100回以上説明しているかもしれません。
そりゃ、できるようにもなるし、説明もうまくなります(笑)
だから、先生がすごいというより、「経験した回数」が多いだけなんです。
じゃあ、生徒のみんなとの違いは何か。
それは「時間」です。
先生は何十年もかけて身につけたことを、生徒のみんなは1年や2年、もっと短い期間で身につけないといけません。
定期テストもある。
受験もある。
だから、しんどいんです。
できないからしんどいんじゃありません。
短い時間で覚えないといけないから、しんどいんです。
だから、一回でできなくても大丈夫。
二回でも三回でも大丈夫。
回数を重ねれば、少しずつできるようになります。
私は、生徒が「できへん…」と言ったとき、「才能がない」とは思いません。
「まだ回数が足りてないだけやな。」
そう思っています。
勉強は、才能だけで決まるものではありません。
大切なのは、「どうやって考えたら分かるようになるか」。
寺子屋塾いっぽでは、答えを教えるだけではなく、「分かるようになるまで一緒に考えること」を大切にしています。
『できない』は、ゴールじゃありません。
『まだ途中』なだけです。


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